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2022.10.20

【特集】カラダの冷え対策と改善方法!


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寒さの厳しい時期に最も多い悩み事は、身体の冷えです。

冷えの原因は色々あるので、原因に合わせて解決策をとることが大切です。

体調不良に陥る前に、冷え対策を根本的に知ることで、これからの寒さ本番に備えましょう。

食事、運動、カイロ&腹巻き・・・日常生活の中でのちょっとしたコツやアイデアをご紹介します。

地味につらい「カラダの冷え」に有効な4つの対策

「冷えは万病のもと」といわれる、この時期の健康問題「身体の冷え」を、具体的にタイプ別で分類。

その原因を大別すると(1)下半身型(2)四肢末端型(3)内臓型(4)全身型の4つに分けられます。

それぞれの特徴から対応策、改善方法についてお伝えします。

(1)足先~脚全体やお尻が冷える「下半身型」

この冷えは血流の低下が主な原因であり、加齢によって血管が細くなること、運動不足で血行が悪くなること、デスクワーク中や就寝時に長時間同じ姿勢が続くことによって起こります。

太腿やお尻はもともと脂肪が多く、冷えやすい場所ですが、ここに運動不足や血行不良によって老廃物や余分な水分が蓄積すると「セルライト」という物質が作られます。
このセルライトが毛細血管やリンパ管を圧迫することで、血流やリンパ液の循環が妨げられ、さらに身体が冷えるという悪循環につながります。

下半身型の冷えの対策は、運動不足と血行不良の解消です。特にふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」とも呼ばれており、意識的に鍛えたり、マッサージをしたりすることで血行を良くすることができます。
階段の昇降やスクワットに加え、下半身の筋肉を中心としたマッサージを心がけるほか、デスクワークで長時間同じ体勢が続く場合は、時々立ち上がって歩くことで、血液が滞らないように注意しましょう。

(2)手足の冷えがメインの「四肢末端型」

秋冬の寒い環境下では身体はまず、内臓を温めようとします。
このとき、身体の中心で産生される熱量が運動不足や食事量不足で少ないと、交感神経がはたらき、手足の血管を収縮させて血流を優先的に内臓のほうに回そうとします。
その結果、身体の末端に十分な血液が行き渡らず、手足が冷えてしまうのです。

冷えた手足を手袋やカイロ等で一時的に温めても良いのですが、根本的な対策は内臓を温めることですから、腹巻やカイロ、入浴によってお腹や背中をしっかり温めることが効果的です。
また、筋肉が多いほどより多くの熱を産生することができるため、運動によって筋肉量を増やしましょう。

なお、ダイエットでの過剰な食事制限にも注意が必要です。
食事の消化吸収で生じる熱が少なくなるほか、基礎代謝が下がることによる身体の冷え((4)全身型)にもつながるからです。

カラダの冷え、残り2つはこちらから

冷え性、肩こり、むくみにも効果的なヨガポーズ

病院で治療するほどではないけど不快な冷えや肩こりなどの症状に悩んでいる方にもヨガをおすすめします。呼吸法と筋力が向上することで代謝も上がり、血液の流れををスムーズにすることに繋がります。

すると冷えや肩こり、腰痛、むくみなどの症状が改善・軽減に期待ができます。また、ホルモンバランスを整える効果もあると言われ、女性特有の不快な症状などの軽減にも役立つでしょう。

ヨガの秘密は呼吸法にあった!?

ヨガを行うにあたって、とても重要になるのが「呼吸法」です。

呼吸は、私たちが生きるためにも不可欠な動作なので、当たり前のことすぎて普段の生活では意識して考えるこはないでしょう。

しかし、この呼吸に意識を向けるのがヨガです。
当たり前に行っている「吸う」 「吐く」といった動作は、血液中に酸素を取り込み、不要な二酸化炭素などの毒素を排出します。
さらに、肺機能を改善したり、深く呼吸することで血液の流れが改善され、冷えも解消されると言われています。

体の冷えに効果が期待される3つのポーズ

舟のポーズ

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1.脚を伸ばして座ります。
2.体育座りの状態になり、両腕を前に伸ばします。
3.脚を床から挙げて、Vの字をつくるように脚全体を伸ばします。

※この状態のままを10~20秒続けましょう。ウエストや太もものシェイプアップにも効果が望めるのが魅力です。

冷えに効果的なヨガポーズ、あと2つはこちらから

「寒くなると体が痛む」のは手足の冷えが原因かも

漢方には「未病」という言葉があります。
未病とは病気の一歩手前、「何だか調子が悪いな」という状態を指します。
病院で検査をしても何も問題が見つからず、「加齢ですね」「様子を見ましょう」で終わることも少なくありません。

わきの下に手を入れて温め、その手で足先を触ってみてください。
冷たく感じたら足が冷えている証拠です。
実際、治療の際に靴下を脱いでベッドに横たわっていただくと、氷のように冷たい足の人がとても多いです。

冷えを自覚できる人はまだ救いがあるかもしれません。
実は、現代人に増えているのが、自覚のない「隠れ冷え」です。
本人に冷えている自覚がないので、そのまま放置しがちなのです。

冷えに気付かない「隠れ冷え」かチェック

まずは、以下の隠れ冷えチェックを試してみてください。
当てはまる項目が1つでもあればあれば、隠れ冷えの可能性があります。

■隠れ冷えチェック

□テレワークが増え出勤がなくなった
□足先に手を当てると冷たい
□平熱が 35度台である
□目の下にクマがある
□上半身は暑い、または汗をかきやすい
□寒いときでも手足がほてる
□階段よりもエスカレーターを選ぶ
□ペットボトルをつねに持ち歩いている
□肩こりや片頭痛に悩んでいる
□湯船に入らず、シャワーですませることが多い
□足が冷えて、または熱くて眠れないことがある
□立ち仕事、あるいは座り仕事が多く、あまり動かない
□寝不足の日が多い

冷えはまさに体が発するSOSのサイン、黄色信号ともいえます。
赤信号に変わる前に正しいケアをすることが重要です。そのようなときに強い味方になるのが、漢方です。

漢方には「不通則痛(通ぜざれば則ち痛む)」という言葉があります。

漢方でいうところの「気(生命エネルギー)」や「血(血液やその働き)」の流れが悪くなると、
痛みが生じるという意味ですが、実際、体が冷えると血管が収縮して血流が悪くなり、痛みを生じます。

腰痛、膝痛なども、ひどくなったと訴える患者さんが来院しますが、ほぼすべて冷えが原因といえます。
特に多いのが、"足の冷えがもたらす痛み"です。冷たい足を巡った血は、膝や腰を通過して内臓を巡ります。
手足が冷却装置のようになり、冷たい血が循環するとさまざまな痛みを生じやすいのです。

「寒くなると体が痛む」は手足の冷えが原因かものつづきはこちら

「骨盤のゆがみ」が冷えや肥満などの原因なの?

腰部にある環状の骨の一群である「骨盤」。
ここがゆがむと、全身の調子が崩れたり、血行が悪くなったり、肩こりや腰痛や膝痛、冷え、肥満、生理不順などさまざまな不調の原因になったりする、といわれています。

実際、何らかの施術(整体やマッサージなど)を受けたときに、
「骨盤がゆがんでいる」「骨盤矯正をしたほうがいい」などと言われたことのある人も少なくないと思われます。

けれども、「骨盤のゆがみ」ってそんなに問題なのでしょうか。
いや、そもそも骨盤は「骨」、簡単にゆがんだりしないのではないでしょうか――。
整形外科医のDr.Koalaさんに伺いました。

そもそも骨盤ってどんな骨?

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いかがでしたでしょうか?

よくある身近な悩みでありながら、なかなか治らない身体の冷え。
ご自身の冷えのタイプはどれにあてはまるかこの機会にチェックし、
ぜひタイプ別の対策を行ってこの寒い時期を乗り切っていきましょう。

記事に関するご意見、ご感想がありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォームはこちらから

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