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2020.02.04

大切な命を守る!今すぐできる「がん」予防対策 【特集】


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2月4日はWorld Cancer Day(世界対がんデー)です。

これは、2000年2月4日にパリで開催された「がんサミット」からはじまった取り組みであり、世界中で人々ががんのために一緒にできることを考え、約束を取り交わし、行動を起こす日、とされています。

日本人の「国民病」とも言われる「がん」。死因の第1位であり、2人に1人が罹患し、3人に1人が、がんによって命を落としています。「がん」はもはや他人事ではない病気であることが分かりますね。

では、がんを予防するためにはどうすればいいのでしょうか?ここでは、がんを予防するためのヒントや、がん検診の基本情報、がんとお金についてご紹介します。大切な命守るためにも、ぜひ一度読んでみてください♪

専門家が解説!がん検診の疑問を徹底解決!

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健康意識が高い方にとっても「がん検診」はハードルの高い存在。検診を受けるべきと分かっているものの「きっと私なら大丈夫なはず」となかなか踏み切らないひとも多いのではないでしょうか。

今回はがん検診を行う意義や、実際にかかる際の頻度・手順などを国立がん研究センター中央病院 検診センター長の松田尚久先生に伺い、コラム形式でご紹介します。

がん検診への疑問1

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同じ「けんしん」と略されるだけに、少々混乱してしまいがちな、健康診断と、検診。その違いは「特定の病気を調べるかどうか」になります。

KenCoM読者が毎年受けている健康診断。これは特定の病気を発見するというよりも、健康状態の確認や疾患を引き起こす危険因子の有無を見るためのものになります。
言い換えれば、睡眠や食事、運動など、普段の健康習慣を見直すことを目的に行われるものです。

それに対し、検査の検の文字を使う『検診』は、特定疾患の早期発見と早期治療による予防効果を目的として、有効性が確立された検査方法で実施されるものです。
特定の病気に特化することで、細部まで調べられたり、判断しづらい部分を明確にしたりできます。

「中でもがんの早期発見、早期治療に特化したのが『がん検診』です。その目的は、日本国民のがんの死亡率を減少させること。そのために発見率の高さや、国民全員にあまねく受けてもらえるように費用対効果なども考えた、様々な検診法が導入されています」(松田先生)

また、がん診療(診断)とがん検診も異なります。もっとも大きな違いは、検診の場合、まだ症状がない人、健康な人を対象に、がんの可能性をふるいわけるのが目的ということです。
診断の場合は、症状が出ている人に対し、そのがんがどこのがんであるかを正しく判断することが目的となります。少しでも症状を感じているなら、検診ではなく専門医の診断を受けましょう。

>>がんの対策って「がん検診」を受けるしかないの?詳しくはコチラ

今日からできる!日本人のためのがん予防法6選

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がんを予防するためにはどうすればいいのでしょうか?がんと一口に言っても、出来る場所や性質により、予防法も異なっています。

同じ食品や生活習慣でも、がんの種類によっては予防になったり、むしろ危険を高めたりと、別の方向に働くという可能性があるのです。日々こうした様々な健康情報がメディアでは流されていますので、一体何に気を付けて何を食べれば良いのかと、混乱をされている方も多いと思います。

では、どのようなことを実践すれば良いのでしょうか?1つずつ見ていきましょう。

1、禁煙する

喫煙のがんへのリスクは、非喫煙者の1.5倍

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日本人の多目的コホート研究などの結果では、喫煙により肺がん、食道がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、膀胱がん、乳がんのリスクが増加する、とされています。

トータルに見たリスクの増加は1.5倍程度です。受動喫煙により肺腺がんや乳がんのリスクの増加も報告されています。(受動喫煙による肺癌リスクの上昇は1.3倍程度)

喫煙はそれ以外に動脈硬化性疾患のリスクを増やし、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の原因にもなりますから、がん予防のみならず、健康のためにはまずは禁煙なのです。

2、節酒する

アルコールは1日23g以下が推奨

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日本人男性では日本酒で1日2合を超えるくらいの飲酒で、がんのリスクの1.4倍程度の増加が認められています。特に食道がんと大腸がんではアルコールとの関連が深く、女性では乳がんとの関連が報告されています。アルコールは1日23グラム以下が推奨で、これは日本酒1合、ビール大瓶1本、ワインボトル3分の1、ウイスキーダブルで1杯くらいに相当します。

>>日本人のためのがん予防法!残りの4選とは!?詳しくはコチラ

がん経験者が語る!ズバリいくら必要!?

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「がん」と聞いても、自分には関係のない病気だと思っている人も多いのでは?

国立がん研究センターの調査によると、生涯でがんと診断される人の割合は、男性62%、女性は47%という数字が出ています(※1)。日本人のうち2人に1人は一生のうちに一度はがんにかかる時代と言えます。つまり、「がん」はもはや他人事ではない病気なのです。特に女性の場合、30代から乳がんや子宮頸がん、40代に入ると子宮体がん、卵巣がんなど女性特有のがんにかかる割合が高くなります。つまり、若い世代でもがんに罹患する可能性が高いということになります。

今回は「30代、2人の子育てをしながらがん治療を続けたB子さん」を例に、ズバリいくら必要であるかをご紹介します。
(※1)出典:国立がん研究センター「がん情報サービス」最新がん統計「がん罹患率~年齢による変化」

手術入院費は差額ベッド代含め約58万円

子宮がんにかかったB子さんのケースで、実際にがんの治療にはどれだけのお金がかかるのかを紹介していきましょう。B子さんは当時37歳、夫と10歳、2歳のお子さんを抱える共働きの家庭。

B子さんが子宮がんと診断されるきっかけとなったのは、何気なく訪れた区の婦人科無料検診でのこと。自宅近所の婦人科で、子宮頸がん検診を受診。細胞採取と超音波検査を行いましたが、「特に問題はなさそう」と言われました。ところが10日後の診断結果を待つ間、生理の際に異常な量の出血を伴ったため、今度は職場の近くの婦人科で検診。その結果、がん細胞が認められ、大学病院での再検査を勧められました。そして、大学病院での再検査で、「子宮体がん類内膜腺がん」と診断されたのです。

転院した当日と翌日にCTスキャンや心電図、MRI検査を行った結果、子宮、卵巣、リンパ節の一部を摘出する「広汎子宮全摘出術」を受けることが決まりました。がんと診断されるまでは健康でとくに変わったこともなく、がんにかかった親戚もいなかったB子さんにとっては、まさに思いもかけない告知でした。

手術前検診を進めている中で、入院期間については「手術で採取したがん患部の細胞を調べ終わるまで」と、1カ月ほど入院することが決定しました。「自分がまさか1カ月も入院するなんて・・・」。その時にとくに不安を感じたのは、やはり家族のこと。当時10歳と2歳の小さな子どもがいたため、入院中の子どもたちの世話や家事をどうするかで、とても戸惑ったと言います。夫と相談した結果、入院中は夫と実母が家事を負担してくれることになり、手術前の検査を経て、B子さんは手術入院しました。

入院に際しては、まだおとなしくしていられない小さな子どもも気兼ねなく病室に連れてこられるように、という夫の考慮で個室を希望。空き状況の兼ね合いで特別室への入院となり、治療費とは別に1日2万円の差額ベッド代がかかることに。

そのため、手術入院費は差額ベッド代を含めて約58万円となり、診断から退院するまでの1カ月の間に総額約62万円もの費用がかかりました。

>>何にどのくらいの費用がかかったの?費用の内訳はコチラ

自分の胸と向き合う女性を応援する!!リンククロスピンクのご紹介♪

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あなたは、乳がんという病気にどんな印象を持っていますか?

病気の名前は知っているけれど、いざ病気にならない限り、自分とは遠い話だと感じている人が多いのではないでしょうか。中には、考えると不安になるからあまり考えたくないという人もいるかもしれません。ですが、乳がんは20代30代の女性でもかかる、誰にとっても他人事ではない病気です。現在では、日本人女性の11人に1人が乳がん(※)になっています。
※出典:国立がん研究センターがん対策情報センター『がん登録・統計』

リンククロス ピンクは、乳がんの早期発見・万が一の保障・罹患後のケアまでトータルでサポートする、SOMPOひまわり生命による、自分らしく生きる女性を応援するための活動です。

保険会社としてのいざというときのサポートを越えて、「乳がんになってもならなくても、イキイキとあなたらしく毎日を過ごしてほしい」という女性社員の想いから誕生しました。

おっぱいにまつわる悩み・不安を解消するための情報や、乳がんについての正しい知識、罹患時・罹患後のサポートを通じて、あなたの毎日のよきパートナーであり続けたいと願っています。

さあ、おっぱいについて話をしよう!

おっぱいの悩みやトラブルは、なかなか人に相談できないものですよね。リンククロス ピンクでは、あなたの悩みを解消するためのコラムや、病気を予防するためのセルフチェック動画など、おっぱいと向き合うための情報をご提案してまいります。ひとりひとりの個性であるおっぱい。あなたも向き合ってみませんか?

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いかがでしたか?
がんになる前の「予防対策」や、その他にできることをご紹介しました。早速今日から実践できそうなことはありましたか?自分自身だけでなく、大切な人の命守るためにも、ぜひここで読んだ情報をシェアしてください。

これからも皆さまがずっと健康でいられますように☆

記事に関するご意見、ご感想がありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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