2018.01.17
自宅のリノベーションもDIY!「理想の住まい」を自分で作る魅力とは?
自分好みの家具や、部屋の雰囲気にあわせたインテリアを自分で作って楽しむ…そんな趣味として、「DIY」という言葉もすっかり定着してきました。
おさらいすると、「DIY」は“Do It Yourself=自分でやる”の略で、購入したり、お金を払って誰かに依頼したりするのではなく、自分で作ったり、修理したり、装飾したりすること。
最近ではDIYもどんどん進化し、自宅のリノベーションをDIY!という人もたくさんいるようです。
シンプルなリビングの壁をおもいきり華やかなカラーに塗り替えたり、水まわりを北欧デザインで統一してみたり、自室の壁一面を本棚にしたり...夢が膨らむリノベーション。
「自分らしい暮らし」を自分で作り上げることができる。楽しくて、さらに自分でやる分コストが低い!とあれば、一挙両得ですよね。
でも、「自分でやる」のは挑戦してみたいけど難しいという方、魅力がわからない、面倒くさいという方もいるでしょう。
そこで、DIYでリノベーションする魅力やメリット、さらにプロのサポートを受けられるサービスについて、『あいちゃくのあるへや』作りをサポートする「ハンディハウスプロジェクト」の加藤渓一さんにお話を伺いました。
リノベーションの魅力とは?
自分の理想の住まいを作ることができる
リノベーションとは、床を張り替えたり、壁をペイントしたり、住まいを自分の好きなように作り変えること。
自分のイメージにあわせてリノベーションすることで、「自分らしさ」を投影した居住空間を作ることができます。
古い住宅を新築のように蘇らせる「リフォーム」ともすこし違い、より自分らしい暮らしを目指して、理想を実現していくようなイメージです。
また、住宅を購入するとしても、同じ立地と広さなら、新築と中古では価格に差が出ます。
リノベーションすることを前提に中古物件を購入し、自分の好みにあわせてイメージや機能を作り変えていく、という人もいます。
住宅購入の予算を抑えながら、理想の住まいを手に入れる!という点でも、注目度が高まっています。
賃貸物件でも確認すればできるかも
賃貸物件の場合は、原状回復の義務など様々な契約がありますが、大家さんや管理会社に確認して実現できる範囲でリノベーションすることもできます。
DIYでリノベーションする魅力は?
とはいえ、リノベーションを専門業者に依頼すればそれだけ費用がかかります。
例えば、6~8畳程度(寝室や子ども部屋程度)で既存の壁紙の上からペンキ塗装する場合の相場はおおよそ6~7万円程です。
もしこれをDIYするなら、必要なのは材料費。
室内の壁のペイントは、DIYの 初心者でも比較的失敗しづらく、好きなカラーに塗り替えるだけで、想像以上に部屋の印象が変わるのでおすすめです。
あとは、手間やそれにかかる時間をどうとらえるか。この作業を楽しみながらできるとしたら、大幅にコストカットできるのがDIYでリノベーションするメリットです。
そして、DIYでリノベーションする大きな魅力は、住まいに自分が手を入れた記憶が残ること。
何気なく暮らしていた家でも、手を入れたことでより大切なものに感じられるはずです。
自分らしく、暮らしの景色を変えてみたいと考えている人は、簡単なところからチャレンジしてみるとよいでしょう。
プロがサポートしてくれるサービスも
それでもやはり、DIY初心者がいきなり住まいに手を入れるのは不安です。初心者でなくとも、漠然としたイメージはあるものの、その理想を実現するアイデアや技術が足りない、という方もいるでしょう。
最近では、リノベーションのDIYを、一級建築士などプロがサポートしてくれるサービスも登場しています。
費用は「想定の材料費+手間賃+経費」というサービスもあり、すべて専門業者に依頼する場合に比べると、自分で手を動かす分だけ人件費が安く済みます。
ただ、費用面はもちろんですが、プロの手ほどきを受けながら自分で住まいに手を加える楽しみがある、というのが大きなポイント。
フローリング張り替えや、壁紙の貼替え、ペイント、収納スペースの設置、さらにキッチンなど水回りの刷新なども、希望に合わせてイチからサポート。デザインから設計、必要な材料、道具の相談、そして現場での段取りまで、DIY経験者のが一緒に作業してくれます。
DIY初心者のレベルを遥かに超える部分まで挑戦できるのです。
最大の魅力は、思い出にあり
DIYでリノベーションする最大の魅力は、やはり、思い出にあるのです。
例えば子どもと一緒に作業をすると、ペイントの跡ひとつをとっても「あのとき、家族みんなで塗ったな」と思い出になるでしょう。
難しそうだから、初心者だから・・・と諦めずに、家族の思い出づくりの一環としても、ぜひDIYリノベーションにチャレンジしてみてください。
記事監修:ハンディハウスプロジェクト 加藤渓一
一級建築士。1983年、東京都生まれ。2008武蔵工業大学大学院修士課程修了、2010年まで設計事務所に勤務。2011年からハンディハウスプロジェクト主宰。
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