2022.06.02
【つらい食事制限はもうやめる!】自分にあった食事法の見つけ方とは?
1.「つらい」は身体のサイン
2.なぜ「つらい」と感じるの?
3.頑張りすぎではなく、頑張るにとどめよう
4.まとめ
食事制限を「つらい」と感じること、ありませんか。「つらい」と感じるということは、その取り組み方を見直すサインです。自分に合った食事をみつけるヒントをお伝えします。
「つらい」は身体のサイン
私たちは、自分に合わないことに取り組んでいるときや、無理をしているときに「つらい」と感じます。「つらい」は、私たちの身体が出しているサインです。同じものを食べていても、ストレスを感じながら食べるのと、ストレスなく食べるのでは、消化吸収のされ方が大きく変わります。せっかくの頑張りも身体の中では、フルに活かすことができていないかも。同じ頑張るなら、「つらい」ではなく、「たのしい」というサインを感じたいものですよね。
なぜ「つらい」と感じるの?
「つらい」も感じ方は人それぞれ。たとえば、毎回同じものを食べていることや、量が足りないこと、常に空腹を感じていることがつらいと感じている場合もあります。人によっては、食事制限することで、人とごはんを食べに行くことができないことをつらいと感じることもあれば、好きなものをやめないといけないということがつらいと感じることもあるでしょう。
ひとつひとつは小さな我慢でも、これらの複数の理由が重なることがつらいと感じることもあります。自分がつらいと感じたら、まずはどういうときにつらいと感じるかを書き出してみて、何につらいと感じているのかを知ることが大切です。
頑張りすぎではなく、頑張るにとどめよう
「つらい」と感じた場合、それは頑張りすぎているのかもしれません。そのときは、無理につづけるのではなく、取り組み方を見直してみませんか。
量の調整をしてみよう
自分のタイプに合わせて、置き換えか、量の調整をしてみましょう。
もし量の調整ができないようであれば、置き換え法がおすすめです。たとえば、アルコールの代わりに炭酸水を飲む、アルコールを飲んでいた時間に運動を行うなどもよいでしょう。
量のコントロールができるようであれば、今摂っている量を少しずつ減らし、量になれていくことがおすすめです。板チョコレートを1枚食べるのをやめたいと思うけど、ストレスがたまる場合は、個包装のものを選んだり、食べる分だけを小分けにしたりして、徐々に量を減らすのもよいでしょう。
頻度の調整をしてみよう
まず、見直したい習慣をどのくらいの頻度で行っているかを振り返り、ストレスを感じない程度の回数まで減らすことから取り組むようにしましょう。
間食習慣を見直したいと思った場合であれば、自分が1日に何回間食をしているかを振り返ってみます。1日に10時、昼食後、15時、夕食前、夕食後の5回しているのであれば、どこを食べなくても平気かなと振り返り、そこから減らしてみます。また、間食の回数を記録することで、回数が減ると達成感を得ることができたり、多い場合は翌日の反省につながったります。記録をとるのは、間食に限らず、おすすめです。
まとめ
食事制限をつらいと感じている方は、何が「つらい」のか、ぜひ振り返ってみてください。「つらい」の理由がわかったら、つらくないレベル、もしくはややつらいかな?の範囲を探してみましょう。徐々に慣らしていくことで、「つらい」と感じにくくなりますよ。
著者: 酒井 葉子 (管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。
大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。
記事提供:DietPlus(ダイエットプラス)
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提供元:【つらい食事制限はもうやめる!】自分にあった食事法の見つけ方とは?|DietPlus(ダイエットプラス)